【ZZR400】バイクのチェーンを交換しようと思ったらまさかの結末に…

スポンサーリンク
メンテナンス
スポンサーリンク
スポンサーリンク

ZZR400のチェーン交換方法

バイクのチェーンの交換方法はざっくり言うと下記の通り。

  • チェーンをカットする
  • 新しいチェーンを巻く
  • ジョイントを差し込みカシメる
  • 注油する

ZZR400はセンタースタンドがあるからチェーンの交換が比較的楽だと思われる。

バイクチェーンの交換時期

バイクのチェーンの交換時期は一般的に15,000Km~20,000Kmと言われている。前回チェーンを交換したのが2017年、鳥取ツーリング前。

我々は1回のツーリングで大体1,000km走る。最近は年1でしかツーリングに行ってないから、2017年にチェーンを交換してからまだ3,000kmしか走っていない計算になる。なぜこのタイミングでチェーンに手を出したかというと。

前回のチェーン交換でカシメをミスってピンにクラックが入っているのがずっと気になっていた。上のピンに関しては完全に割れて欠けてしまっている。この状態で3,000kmくらい走って、さらに今年は予定通り行ったら4,000km走ろうってんだから、こりゃなんとかせんといかん。

だからまぁ、「チェーン交換」て書いてあるけど、正確には「ジョイント交換」になる。

バイクのチェーンが走行中に切れたら?

バイクのチェーンが走行中に切れたら、基本的には死にます。

チェーンが切れると後輪がロックする(らしい)。スピードにもよるが後輪がロックしたバイクは操縦不能となり、操縦不能となったバイクは転けるのを待つのみ。バイクの走行中の転倒は死を意味する。

つまり低速で走行している場合か、運転手がマルケスやストーナーレベルの(滑ったバイクをコントロールできる)ライテクを持っていないと、転けて死ぬ。

だからチェーンはしっかりメンテしよう。

バイクのチェーンのカット、ピンの外し方

チェーンカッターと8mmの六角レンチを用意。

こうやってチェーンのピンをグイグイ押し出す。ピンの頭を事前にヤスリかサンダーで削っておくとスムーズ。普通は外側から内側に向かって押し出すが、外側のピンはクラックが入って気持ち悪い感じになっていたのであえて内側から押し出す。最初は硬いが、ある一定のポイントをすぎるとグイグイ回せるようになる。

これだけ出ればペンチで抜けるっしょ?と思って摘んでみたものの、びくともしない。うんともすんとも。こんなに硬いならクラックあってもあと4,000kmくらいいけたか?とも思ったが、やっぱり亀裂の入ったチェーンなんて気持ち悪い。(知恵袋ではクラックが入ったら絶対にカシメ直すという人が大半だった)

ポロっと落ちるまで押し出す。

1個取れればチェーンは外れる。通常のチェーン交換なら外し作業はこれで終わりだが、再利用のためもう1本外す。つまりジョイントをかしめる前の状態に戻す。

抜けたピン。やっぱりちゃんとかしまってない。カシメ位置が中心からずれて割れてしまっている。

お隣さんまでヤスリで削っちゃってるけど、これなら再利用できそう。

トレーに外れたチェーンを入れて

日本一有名なチェーンクリーナーで洗浄。

こんなにギラギラしてたっけってくらい綺麗になった。

チェーンジョイント(スクリュータイプ)

バイクのチェーンのジョイントは3種類

  1. カシメジョイント
  2. クリップジョイント
  3. スクリュージョイント

カシメジョイントはチェーンカッターでピンの頭を押しつぶすことでチェーンを連結する方法。

クリップジョイントは差し込んだジョイントのピンにクリップを付けて抜けないようにしてチェーンを連結する。

最後に、スクリュージョイントはピンに長めのネジ山がついていて、付属のナットで締めた後にへし折るという方法。

チェーンのジョイントが招いた悲劇

アマゾンで購入した「EK(イーケー) スクリュージョイント 530SR-X2 ゴールド」ジョイント部分がひと目でわかるように色を変えた。

中身はこんな感じ。

説明書。単純明快、すごくわかりやすい。1回見れば理解できる。

早速グリスアップしたジョイントを連結部分に差し込む…あれ?

全く入る気がしない

絶対に穴のサイズとピンのサイズが違う。同じ530なのになぁ…。試行錯誤するも全く入らず。そういえば前に使わなかった予備のカシメジョイントがあったことを思い出す。

同じメーカーだった…。もちろんこちらも入らず。

そういえばこのジョイントのレビューで『穴のサイズが違って加工した』ってコメントがあったな、と思い出し、加工してみることに。

鉄工ヤスリで削る。

チェーンカッターに付いていたカシメ用の測定器具を使って、ピンの太さを確認。

ぜーんぜん入らない。

削って測り、削って測りを繰り返しおよそ1時間、ようやく穴に入るサイズになった。

連結部分にジョイントを差し込み、

ナットを取り付け、「回らなくなるまで60度づつ回してください」という説明書通りに回す。

回す回す、回す回す、回す…回らなくならないんですけど?これもう締まってんのかな?1回取ってみよ。

びよーんつって。びよーんじゃねえよ。さっきと1ミリも変わってない。圧入もしてない。スッカスカ。

当たり前だけど、ヤスリで削っちゃったから圧入(ピンがはまって仮止めされている状態)できず。おまけにナットと一緒にピンがクルクル回るから「回らなくなるまで」が永遠に訪れず、ナットを回しても頭が潰れない。こりゃもうお手上げだぜ。ヤスリで削った1時間を完全に無駄にした…

結論「ジョイントとチェーンのメーカーは同じにすべし」

てかなんでこんなことになってんだ?チェーンのサイズ530だったよな?

アマゾンの注文履歴を見てもたしかにサイズは530だ。そしてチェーンにはそれ以外にサイズらしいものは見当たらない。(リンク数くらい)

仕方がないからEK以外のジョイントを注文しよう、と思ってひらめいた。

てかチェーンのメーカーとジョイントのメーカーって揃えるべきじゃね?したら100パーハマるんじゃね?

バイクチェーンのおすすめメーカー

俺のバイクのチェーンは「CYC」のカラーチェーン。なぜってグリーンのチェーンがこのメーカーしかなかったから。アマゾンでも買えるし、すごくカラフルで価格も1万円以下とお手頃。価格の割にカスタム感はかなり出るからおすすめ。

以下のサイトで自分のバイクのチェーンのサイズを調べることができる。

適合検索|CYCバイク用カラーチェーン
CYCカラーチェーンの適合検索です。

CYCのジョイントが届いたらまた記事の続きを書こう…しかし疲れた。

コメント

タイトルとURLをコピーしました