まず高速の移動が楽。
ツアラー仕様なので当然ではあるが、SSから乗り換えるとその違いに驚いた。
そしてコーナーはヒラヒラ曲がる。
この「ヒラヒラ」はネットでそう表現している人がいて、できれば使いたくなかったが、最適解と思えるため使わせて頂く。
伊豆スカイラインでも十分その片鱗をみせていたが、椿ライン、芦ノ湖スカイラインでの走りは、
今まで体験したことのないものだった。
重心移動と目線、これで本当に曲がり方が違う。
そもそものコーナリングの基本ではあるが、バチっとキマると本当によく曲がる。
小手先で操作できない分、身体全体を使わざる得ないことが、こんなにも楽しいことだったとは。
少しきつめのエンブレに任せて減速、慣れてくると低回転域での安定感も何となく分かってくる。
Ninjaのときはコーナーでふくれると思ったときは、アクセルの開け閉めで調整していたことがあったが、SVの場合アクセルは一定で、身体を使って調整する感じ。
いやまぁ、バイクってそういうもんっちゃそういうもんなんだけど、これはより顕著。
というか、それしか選択肢がない。
タイミング良く立ち上がれば、不快感なくグイグイ伸びていく感じ。
今の技術では道のタイプに左右されてしまうが、椿ラインはベストマッチだったと思う。
SVの楽しさ、その性能を垣間見れたツーリングとなった。
シンクロ率15%くらいにはなれただろうか。
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