2020年3月。
まぁ世界中が感染症で大騒ぎになり、
当方も田舎とはいえ、飲み会、休日の集まりは中止になった。
そもそも家にいることが多いから、そんなに生活が変わった気はしていなかったが、そうはいっても暇を感じることが増えた。
そこで一念発起し、宣言していた自家塗装を行うと決めた。
純正のブルーも気に入っていたが、自分だけの、という気持ちと、
このハーフカウルのシルエットならもっとシンプルなデザインが合うのではと思っていた。
しかしなんといっても今までバイクはネジの1本も触れたことのないズブの素人。
不安は大きいが、時間はある。
ということで、ネットで方法を調べ、カラーを決めていった。
候補はレッドかイエロー、もしくはグリーン。
どうしても切れずにイエローとした。
ドカの996とか749みたいなイメージでもちっと濃い感じなんてどうでしょう。
そこから「バイク 塗料」とか「色見本」とか、気になった画像から追っかけたりして、
プラズマイエローに行き着いた。
ホンダのカブとかでそのカラーの車両がある。
んん、カブかぁ、という気持ちはあったものの、どうにもしっくりきてしまった。
工程としては
①塗り替えるパーツを外す ②元の塗装を削る(剥がす) ③プラサフを塗装 ④本塗装 ⑤クリア塗装 ⑥パーツ戻す である
本塗装のMCペインターのスプレーはAmazonで、他の剥離剤、サンドペーパー、プラサフ、クリア、その他はホームセンターやカーショップなどで購入した。
準備万端。まずは工程①から。
※書き出してから気付きましたが、これ結構な長編になりそうです。ゆるゆるとお付き合い頂ければと思います。
カウルはネジを外すだけで、ところどころ「えいっ」ってすれば外せた。
ネジ類はこれが後で分かるように分別しておいたつもりでも、
組み立て時に超混乱した。
やり過ぎくらいに分けておくべきだった。
タンクはさらに苦戦した。
こんなんなってて、一度外したら元に戻せない気がしたし、そもそも安全に外せそうにない。
SVはタンクの外し方等の情報が少なく、非常に不安だった。
Genに助けを求めたら、「お前まさかネットとかで何も調べずにやってる?」と驚愕の冷たい言葉が返ってきた。
理系って本当に人の気持ちが分からんなぁと落胆した。
それでも回りそうな所やピンチされてる所にアプローチしていくと、何とか外せた。
緊張からの緩和、充実の達成感。お腹いっぱいでその日の作業を終えた。
そのようにして前途多難な自家塗装の日々が始まった。
※これもう長過ぎるから連載にします。こんな調子で作業は進むため、手練れの方は気が狂わないようにご注意ください。
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