日程、渡道プラン
日程は6泊7日。
まずは北海道までの道のり。フェリーか自走か問題。
しかしこれは事実上一択。フェリーです。
なぜなら10年前の北海道は自走プラン。
その辛さを身をもって知っているからです。
それはそれで楽しい面もあるし、本州のど真ん中から走行ルートを引けるというのは、後々になってみれば格別の達成感があります。
しかしフェリーにはそれを補って余りある魅力があるようです。
①万全のコンディションで北海道に臨める
延々と高速を走る必要がありませんので、当然ですが重要なことでもあります。
大洗発、新潟発ならば16〜18時間ほどを休息に充てられ、ルートの検討・チェックなども行えます。
また帰りの便でも休息は勿論、写真の整理や仕事の準備なども行えるでしょう。
②小樽・苫小牧からスタートできる
これも意外と重要です。
青函フェリーで渡道すると、当然函館からのスタートとなります。
道南を回るのであれば良いのですが、道内4泊で回る場合、小樽や苫小牧からスタートできると時間的な余裕を持てます。
まぁこれは何に重きを置くかになりますが、前回の私達は道南で雨に降られ、小樽付近まで行くのに丸2日を要しました。
また新潟発の新日本海フェリーなら朝5時からスタートできます。
私達のように朝が弱い連中にとって、これは大きなアドバンテージです。
例えば日程に余裕があって、東北の下道を走り、キャンプないし宿泊・観光を楽しみながら行くのであれば話は別です。
前回の私達の場合は高速代をケチりたかったため、PAでの野宿を経て青森まで至りました。
そんなことをするくらいならフェリーでゴロゴロしながら行くのが効率的ではないでしょうか。
③フェリーそのものが目的の1つ
恐らく共感を得られると思いますが、フェリー移動には独特の高揚感があります。その行き先が北海道となれば格別でしょう。
諸先輩方のツーリング動画・ブログを拝見しても、沢山のバイクが一同に集うなかで乗船の刻を待つだけでもワクワクするそうですし、
車両甲板に繋がるスロープを駆け上がる瞬間は想像するだけで胸アツです。
またフェリーによっては船上露天風呂があったり、デッキでサッポロクラシックを飲んだり。ツーリングプランを練るのも一興ですし、乗り合わせたライダーさん達と仲良くなっちゃうこともあるそうです。
乗客を飽きさせないように、演奏会やビンゴ大会などの催しもあります(2020年は非開催予定)し、ゲーセンやジムなどもあったりします。
ただの移動手段に過ぎないフェリーですが、私個人としてはハコそのものに価値があると思いますし、重要なツーリングの一部と捉えています。
渡道フェリープランまとめ
○渡道前に十分な休息がとれる
○スタートの場所が良く、早い時間に出発できる
○フェリーそのものが楽しい!はず!
以上のことから私達は今回、長距離フェリーでの渡道を決めました。
未体験のことですから全てはネット知識と妄想です。
ですが全部を目一杯楽しもうとするなら、期待値は高すぎなきゃ駄目、そう思っています。
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