北海道に行くと決めた日
それは2019年のツーリング時、Genの一言から始まりました。
「来年は2週間くらい休みとって北海道行こうと思う」
「2020年はツーリングデビューの北海道に行ってから10年、俺らの20代最後の年でもある」
この時は「コイツはよくもまぁ色々思いつくわ」とか
「俺も行けたらいいな」程度にしか思っていませんでした。
2020年3月、世間が新型感染症の脅威に気付き始めたころ、
ふと、そういえばあいつ北海道とか言ってたな、
実際休み何日いるの?と思ってネットで調べていくと、
それはもう見事にカウンターをくらい、実にあっさりと北海道病を罹患。
帰らぬ人となったのでした。
実は私達、すでに北海道一周を達成してるんです。
だけどブログ旅をしていると、「ここ行ったか?」「そんな楽しみ方すんの⁉︎」とまぁ目から鱗の毎日でした。
自分のツーリング動画を改めてフルで観てみて、衝撃的なことに類まれな記憶力を持つ私は、
知床に行ったことすら忘れていたのでした。
「うそぉ⁉︎」
っていやいやお前や、ってハナシです。
しかも後日Genに確認したところ、知床がアツいという情報は、私が現地の旅人とお話しして調達したというのです。
これは未だに奴の虚言癖によるものと思っていますが、動画がある以上、行ったことには間違いないようで、
それを忘れていることも事実でした。
ただでさえ重篤な北海道病に後悔の念まで加わり、もういてもたってもいられない。
今年必ずリベンジしようと決めました。
北海道キャンツー2020にあたって
前回の反省点は、
「あまりに無知だった」
これに尽きるかと思います。
初めてのロングツーリングで北海道はそもそも無理がありました。
それでも前年に車とはいえ西日本を横断していた私達にとっては、必然の選択だったのかもしれません。
金なし、経験なし、まだスマホもありゃしない。
勢いだけでなんとかなる相手かどうかすら分からず、
なんとツーリングマップルは現地で入手したというのです(覚えてない)
しかし今は違います。
情報の大切さを知っているし、それなりにライダー経験も積んできました。
昨年が3人で初のキャンツーだったのも、今では北海道のためのトライアルだったのではと思えてきます。
唯一残念なのは、今年は新型コロナの影響で、出発2週間前になっても行けるどうかが確定していないことです。
感染流行地住まいのメンバーはもちろん、それぞれ職場や家庭からの制限もあります。
勿論最重要なのは、皆が社会的にも健康面でも安全であること。
しかし完全なリスク回避を求めるなら、コロナに関係なくどこにも行けませんし、何もできません。
諦めざるを得ないことはあるかと思います。
ただブレーキは踏まない。断念するそのときまで全力でいきます。
少なからず制限のある6泊7日で、やりたいことをどこまでできるか、楽しめるか。
粛々と、準備を進めていきたいと思います。
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